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中学生の時に日本の漫画が好きで、毎日読みました。そして美術部のクラスメートと同好会を作り、漫画を描き始めました。その頃、漫画を書く為の道具など中国では手に入りにくいものを、マンガ愛好会を通じて日本から直接購入してもらいました。大変でしたが、すごく楽しかったです。その影響で、この年になっても毎日アニメを見たり、漫画を読みます。日本では、「大人も漫画を読んで大丈夫だ」と思いました。 私には、日本に住んでいる従姉がいて、中国に帰った時に、日本についてのお話や、お土産を沢山くれました。日本のお菓子は、おいしかったです。留学の話もありましたが、当時高校3年生の私は、受験勉強で頭がいっぱいで、その話にはのりませんでした。大学を卒業して、留学の道に進むことに決めました。 今は、お茶の水女子大学で新しい消毒法の安全性について研究しています。日本の洗浄処理では塩素注入によって消毒を行っていますが、近年はトリハロメダンなどの副生成物が問題となり、紫外線やオゾン等の新しい代替消毒法が注目され始めています。トリハロメタンというのは水の中の有機物と塩素を反応して生成した発ガン性を持つ危険なものです。紫外線やオゾンはクリーンな消毒法で、副生生物も生成しにくいのですが、安全性についても把握する必要があります。浄水処理された水や食品産業に用いられる水の安全性を獲得するために、水質検査を行い、水質基準を満たすように消毒管理されています。しかし、消毒後に水質検査を通り抜け、生存、回復するような病原細菌が存在すると、健康危害を引き起こす危険があります。従って微生物の損傷程度とその測定方法を把握する必要があります。 部生物の損傷には、“致死的損傷”や“亜致死的損傷”が考えられます。“致死的損傷”とは損傷を受けた後、損傷を回復できず、増殖能を失い死に至り、“亜致死的損傷”とは損傷後に増殖能を回復できるます。損傷が多いと消毒や殺菌(不活化)をした時点では、細菌が検出されないという結果にも関わらず、その後に病原菌が回復する可能性があります。そこで、現在多く使われている塩素消毒や今後注目される紫外線やオゾン消毒方法において細菌に与える損傷の程度と回復性も含め把握する事が重要です。 私の研究では、紫外線とオゾン消毒方法による大腸菌の損傷程度について4種類の培地のコロニー形成数の差で、判断する方法を用いています。また、回復率については、非制限的な条件で消毒後に1-3時間培養した後の選択培地及び非選択培地による測定結果で損傷程度を判断します。その測定結果を確かめるために、蛍光染色剤を用いて大腸菌を染色して、蛍光顕微鏡で観察します。この方法で、大腸菌のどういうところに損傷を与え、その損傷が増殖能を失い死に至る損傷なのかを判断します。消毒後の損傷細菌の生成がもっとよく把握できれば、公衆衛生上の危険性をより詳細に確定する事が出来るようになります。私の研究は、世の中に役に立つ研究だと思いますので、これからも研究を進めていきたいです。 私が、研究を続けられるのは、この奨学金のお陰です。奨学金の合格通知書をもらった時は、信じられませんでした。生まれて初めてだからです。この奨学金で、バイトしながら研究をする大変な生活から解放されたという経済面ですごくラッキーだと思いました。 例会に出席すれば、大宮中央R.C.の皆さんや、土屋カウンセラーと交流でき、日本や日本の文化についての理解も深める事が出来ます。奉仕活動へ参加する事で、様々な日本の方と接する事ができ、人の優しさや感謝の気持ちを改めて感じる事が出来ました。米山奨学金を通し、経済的支援だけでなく、皆様とお会いできる機会や、R.C.がどういう奉仕の団体なのかを理解させて頂くことが出来ました。自分の将来のことをよく考える機会を頂き感謝しています。私も、その社会奉仕、奉仕活動の力になりたいです。これからも頑張りますので、宜しくお願いします。 |
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