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![]() 藤原博夫と申します。本日はお招き有難うございます。最近“地球温暖化”とわれていますが、その影響についてご存知でしょうか。一昔前だと、5〜6世代先のことでしたので、想像しづらかったと思います。しかし近年“孫”の世代には危ないと言われ始めました。“孫”の世代ですと、心配度も増すのではないでしょうか。そして、昨年頃から更に深刻になり、今年には、私達が生きている間に危なくなると言われるようになりました。 今、世界中の人が温暖化を止めないといけないというのが実態です。この数十年で、温暖化で水面が約80p上がります。具体的には、東京都内は水没します。もっと深刻なのは、雨の降る所と降らない所の差がでて、食料が出来なくなります。栽培する野菜だけでなく、牧草に草が生えなくなるので、牛や豚のえさがなくなります。水不足と食料不足は連鎖反応を起こします。これが、一番懸念されています。 現在、日本には1,800箇所ゴミ処理場があります。方法が違っても、ゴミを燃やしCO2を出している事にかわりありません。そこで我々は、生ゴミを焼かずにメタンガスを利用して処理しています。 今、注目しているのは中国です。中国内での格差も出てきて、“食”に関する欲望が出てきました。その分、食料不足に見舞われるようになると思いますし、生活環境を変えていかないと、取り返しがつかなくなります。そこで、中国に土地をお借りし、農業問題、糞尿等を発電に替えれてエネルギー源とし都市と農村の格差をなくしていきたいと考えています。この方法だと川や山を汚す事もありません。そして、中国では、しがらみの無いので全てを一気にやる事が出来ます。 東京ビルディング協会で会議をした際、この話をして協力を求めました。現在生ゴミ1Kgで6.5円の電気が出来ます。ですから、年間1千億円分、無駄に焼かれているのです。換金する事で、皆さんの意識や考え方も変ってきます。この処理を義務付けたのが、“食品リサイクル法”なのです。 生ゴミ300kgをガス化しガスエンジンとし、燃料エンジンにします。そうすると、水が発生します。この処理を農業や漢方薬に適応させたいと考えています。365日24時間室内で出来るようになります。これは約300倍の効率アップが見込まれます。これが、“循環型社会”で、捨てるものを無くし、全てお金に変えることが出来ます。 全ての生ゴミを現場で液化します。そうするとかさが減るので運ぶのが楽になります。ただ、これでもロスがでます。ですから、この装置を、ホテルやコンビニエンスストアなど現地に設置して、その場のゴミを発電出来るようにしました。そうすれば、地震などがあってもその電気を使う事が出来ます。 築地では、全て液状化にして回収していますが、今度新しく出来る市場では、この発電装置を地下に埋めて、この電気を市場の冷蔵庫に使いたいと考えています。そうすれば、災害が来た時でも、食料は保たれます。 とにかく、ゴミは焼かないで欲しいという事をお願いします。 ![]() |
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